皆さま、いかがお過ごしでしょうか?おんパンPLUSが終わり心地よい疲労からも回復して、道具やらの片付けが終わるともう遠い昔のような気さえしてきますが、

まだこないだの日曜日の出来事だったんですよね。
ご来場頂いたお客様、ありがとうございました。こんなご時世に生の舞台が打てる喜び!国の策の状況によってはオンライン配信のみ、という事態も考えられましたからね。
そしてこの舞台が成功したのは各部署のエキスパートのおかげです。スタッフの皆様には感謝申し上げます。

そして勿論、出演者の皆様にも。バラエティに富んだラインナップで見応えありましたね。ありがとうございました。
僕自身久しぶりの舞台です。昨年のおんパンではMCのみの出演で、作品を演じるのは遠のいていたのですが、やっぱり気持ちが良いのです。今回もオンライン配信ですからカメラを設置して、しかもトータル
4台ものカメラが狙ってきているんですが、「自分の演技のどの部分でどのカメラに演技をして…」などと、舞台の作品をカメラの向こうのお客様にどう見せる?という見せ方まで考える作業がひとつ増えました。頭の中で考えてる時は苦労もしましたが、会場でカメラを目の前にすると
あー、このカメラにアピールしたい!これで撮った映像を効果的にするにはどう動いたら良いの?などと色々イメージも膨らみ楽しい作業となりました。伝わっていれば幸いですね。

私の作品『SMILE』は作ってからかなりの年月が経ちます。普段はイベントや大道芸で披露したまして、お子さんが相手ですと
「アレコレあって最後は笑顔に。」
というストーリーを伝えるべく前段階のお芝居をわかりやすくしてあるんです。

ただ、今回はそれを【劇場用】に手直ししてあって、『つらいんだよー。』という部分のお芝居には、お客様の想像力に委ねる事にしました。
「何がどうつらいのかは見た方の経験で補って下さいね。」と。
劇場ならではの空間とお客様の集中力を信じて、あえてボカした作りにしてみたのです。そして、本番前日のゲネプロの終わりで、ゲストのちゅうサンから色々とアドバイスを頂き、本番2ステージある内の一回をそのアドバイスを元に、更にお芝居に変更を加えてみました。
よりわかりにくいお芝居になってます。見てるお客様全てに理解して頂けたとは思いません。だとしたら僕の芝居力が足りなかったんです。もっと磨きます!

なかなか舞台でこの作品を演じる機会もありませんから、今後の為に少し勇気を持ってチャレンジしてみました。またどこかで披露出来る日を願って。

さて、折り込みや告知でもお知らせしましたが、9月にはあがりえさんの追悼公演でまたスタジオエヴァに立たせて頂きます。
次はどんな景色が見れるのか?どんな景色をお見せ出来るのか?今からワクワクしておひます。
お楽しみに!!